【警戒情報】ヒグマによる犬被害の発生(羅臼町)
2019年7月10日、羅臼町海岸町において、屋外で飼っていた犬がヒグマによって襲撃される事案が発生しました。飼い主によれば、10日夜に犬がしきりに吠えていたが突然静かになった、翌朝に飼い主が確認すると、犬1頭がいなくなっており、現地に血痕を確認したとのことです。
翌日(7/11)、通報を受けた役場職員と知床財団職員が現地を調査し、ヒグマの姿は確認できなかったものの、血痕をたどったところで行方不明の犬の毛を確認し、飼い犬はヒグマに食害された可能性が高いと判断されました。
羅臼町では昨年も犬が食害されるという同様な事案が発生しています。今回と昨年の事案は同一のヒグマによるものの可能性が高いと考えています。広範な地域で飼い犬被害の再発の可能性が高く、屋外で犬を飼育されている方は特に厳重な注意が必要な状況です。
発生日時:2019年7月10日午後8~9時頃(推定)
場所 :羅臼町海岸町
被害 :中型犬1頭
加害個体:不明(現地で糞からDNA分析用のサンプルを採取、結果は最速で分析中)
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