1977年 |
知床の歩み
- 開拓跡地を買い取りそこに原生の自然を復元することを目指した「しれとこ100平方メートル運動」がスタート。
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1983年 |
知床の歩み
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1987年 |
知床の歩み
- 林野庁による知床国有林伐採計画の中止を訴えた午来昌元知床自然保護協会会長が斜里町長に当選。伐採計画中止。
- 「しれとこ100平方メートル運動」とはどのようなものか紹介し、参加者の名前を永久に残すための展示施設「しれとこ100平方メートル運動ハウス」完成。
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1988年 |
知床財団の歩み
- 「自然トピアしれとこ管理財団」(現 知床財団)が斜里町によって設立される。
- 冬季スキーコース設置開始。
- 賛助会員向け会報誌「知床自然情報」(現「SEEDS」の前身)創刊。
知床の歩み
- 知床国立公園の玄関口の施設として「知床自然センター」オープン。
- 知床森林センター(斜里町)オープン。
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1989年 |
知床財団の歩み
- 自然体験プログラム「フレぺの滝観察ツアー」開始(05年まで)。
知床の歩み
- 知床自然センターに隣接する形で環境省が国設知床鳥獣保護区管理棟を建設。
- 斜里町で「知床全国シンポジウム」が開催され、森林破壊を食い止めるためリゾート法の改定を求める「知床宣言」が採択される。
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1990年 |
知床財団の歩み
- 自然体験プログラム「サケマス・ウォッチングツアー」、「夜の動物ウォッチングツアー」開始(05年まで)。
- 自然体験プログラム「知床トレッキング開始」。
- ボランティア講習会をはじめて開催(05年まで)。
知床の歩み
- 知床自然センター駐車場、センター前バス停完成。
- 林野庁により知床森林生態系保護地域が指定される。
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1991年 |
知床財団の歩み
- 自然体験プログラム「知床五湖観察ツアー」開始(05年まで)。
知床の歩み
- 環境庁(現環境省)により知床国立公園ウトロ管理官事務所が開設される。
- 国立公園内の民有林の伐採計画が不許可処分となり、後に北海道が民有林を買い上げることに。
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1993年 |
知床の歩み
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1994年 |
知床財団の歩み
- 賛助会員向け情報誌「季刊しれとこ」創刊(01年まで)。
知床の歩み
- 皇太子(今上天皇)夫妻が知床来訪。羅臼岳登山をされるということで、登山口に至る未舗装だった道路が突貫工事で舗装される。
- 斜里町と羅臼町が世界遺産登録に向けての取り組みを検討開始。
- 知床国立公園指定30周年記念式典開催。
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1995年 |
知床財団の歩み
- フレぺの滝遊歩道周辺状況を記録するトレイルパトロール開始(02年まで)。
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1996年 |
知床財団の歩み
- 自然体験プログラムの運営を行う自然解説部門誕生。旅行代理店とタイアップしたツアー対応が本格化。
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1997年 |
知床財団の歩み
- 知床100平方メートル運動の自然復元作業を現場監督として指揮する「森の番人」登場、自然復元事業が本格化。
- ボランティアやインターン生などの宿泊施設として現在も活躍中の「知床自然教育研修所」オープン。
知床の歩み
- 100平方メートル運動は買取目標だった土地のほとんどの取得を完了し、その土地に自然を復元する活動を行う「しれとこ100平方メートル運動の森・トラスト」へシフト。
- 羅臼町役場に自然保護係が設立される。
- 世界遺産登録を目指した取り組みを両町助役が合意して本格的にスタート。
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1998年 |
知床財団の歩み
- 人間の食べ物に餌付いたヒグマの顛末を描いた大型紙芝居「ヒグマのアルのおはなし」誕生。
- 設立10周年 記念式典等開催 (倉本聡講演会など)。
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1999年 |
知床財団の歩み
知床の歩み
- 道の駅「知床らうす」オープン。
- カムイワッカ方面への道道知床公園線でのマイカー規制が始まる。
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2000年 |
知床財団の歩み
- ホームページ開設
- 地元小中学校へのヒグマ授業開始。
知床の歩み
- 自然公園美化管理財団(現在の自然公園財団)の知床支部が設置される。
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2001年 |
知床財団の歩み
- 斜里町の出先機関であった「知床自然センター管理事務所」が01年いっぱいで廃止に。
- 自然体験プログラムへの参加者累計2万5千人突破。
知床の歩み
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2002年 |
知床財団の歩み
- 「知床自然センター管理事務所」が廃止されたことにともない、調査研究事業、ヒグマ対策をはじめとする野生動物対策機能、100平方メートル運動地自然復元事業の現地業務機能が当財団に移転。
- 専門家交流として北方四島調査団に参加。
- 当財団が主催する不定期の勉強会「しれとこゼミ」始まる。
知床の歩み
- 自然公園法改正。
- ナショナル・トラスト全国大会が斜里町にて開催される。
- 羅臼町・知床世界遺産推進協議会設立(のちに「羅臼町・知床世界遺産協議会」に改称)。
- 国指定知床鳥獣保護区の改定(面積拡大、特別保護指定区域の新設)。
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2003年 |
知床財団の歩み
- 名称がそれまでの「自然トピアしれとこ管理財団」から「知床財団」に変わり、ロゴマークも変更。
- 調査研究や野生動物対策、自然復元を担う「保護管理部門」、自然体験プログラムの企画運営を行う「自然解説部門」に加え、「情報係」「総務管理係」誕生。
- ヒグマの追跡調査にGPS首輪を初めて導入。
- ヒグマ撃退スプレー・フードコンテナの貸出を開始。
- 普及啓発用のヒグマの着ぐるみ「くまごろう」誕生。
- 「知床自然観察ガイド」(山と渓谷社)発行。
- 専門家交流として北方四島調査団に参加。
知床の歩み
- 日本政府により知床が世界自然遺産への推薦候補に選ばれる。
- 環境省・林野庁・北海道・斜里町・羅臼町により「知床世界自然遺産候補地域連絡会議」が設置される。
- 「知床の世界自然遺産登録を目指す斜里町民会議」が発足。
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2004年 |
知床財団の歩み
- 環境教育や国立公園管理業務にかかわる「教育研修・国立公園管理プログラム係」誕生。
- 賛助会員向けの会報誌が「知床自然情報」から「SEEDS(シーズ)」に改称。
- 日本旅のペンクラブによる「日本旅のペンクラブ賞」受賞。
- 自然体験プログラムに専門家による座学を取り入れた「知床フィールド講座」スタート(07年まで)。
- 道東自然系施設ネットワークが発足、知床自然センターとして事務局を担う(06年まで)。
知床の歩み
- 世界自然遺産候補としてIUCNに推薦される。IUCNによる現地調査。
- ヒグマ出没による知床五湖遊歩道長期閉鎖。
- 学識経験者や関係行政機関で構成される「知床世界遺産地域科学委員会」が発足。
- 環境省・林野庁・文化庁・北海道により「知床世界自然遺産候補地管理計画」が策定。
- 知床ガイド協議会 設立。
- 知床エコツーリズム推進協議会 設立。
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