ボランティア活動報告 2007年5月19日〜20日
実施日:2007年5月19日〜20日
今回の活動には地元ウトロ、また別海町や北見・帯広からと道内から4名のボランティアの方にご参加いただきました。知床の天候は先週に引き続き雨のまじる肌寒い週末でしたが、植樹作業や作業地を示す看板作り、マーキング用のアルミプレート標識の製作にご協力いただきました。
特に2日目は外に出れず室内の作業になりましたが、そんな地味な作業でも引き受けてくれるボランティアの皆さんにはいつも感謝しています。ありがとうございました。
活動内容:
■植樹作業
今回はミズナラ・カシワ・ミズキなど約60本の苗木を防鹿柵に囲われた植樹地へと植え付けました。広葉樹の植樹はこの時期と秋の短い間にしかできな作業です。
■看板製作
もちろん看板に使う支柱もボランティアの皆さんの手によって作られたものです。まだ今回完成した看板を設置してないので、それはこれかのボランティア活動の時に立てることとなるかもしれません。
■アルミプレート標識製作
知床を訪れたことのある方は、樹皮保護ネットで巻かれた木々を目にしていることと思います。その一本一本の木には番号の刻まれた銀色のアルミプレートが打ち付けてあるのですが、その1枚1枚のプレートはボランティアの皆さんの手によって作られたものなのです。
ボランティアさんからひとこと:
・役に立ちたい!と思って着ましたが、なんだかやらかしてばかりで申し訳ありませんでした。親切にご指導いただき勉強になりました。また休みが取れれば参加したいです。スコップがもうちょっとマシに使えるよう頑張ります。(A・Kさん 女性 30代 斜里町)
・悪天候で野外作業ができなかったのが残念でした。(W・Tさん 男性 60代 別海町)
・1年ごとに苗畑の苗を見ていますが、伸びているのとあまり伸びていないのがありました。余談ですが、この日喜寿を迎える方がいて、その人に祝いをこめた植樹ができてよかったです。(M・Aさん 女性 30代 北見市)
・植樹作業に参加。シャベルを研いで使うことを初めて知りました。木の根のことを考えて、植えていく作業の一つ一つに理由があり、やみくもに植えても成長しない事を知りました。(K・Mさん 女性 30代 帯広市)