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羅臼小学校 クマ授業

IMG_9271.JPG実施日:2007年6月13日(水)
今回は羅臼VC在駐のスタッフ3名、知床自然センター在駐のスタッフ1名が「クマ先生」になり、羅臼小学校でクマ授業を行いました。
全校児童163名を対象に、低学年(1、2年生)、中学年(3,4年生)、高学年(5、6年生)と、3回に分けて学年ごとに少しずつ内容を変えて授業を行いました。


まずは「野生のヒグマを見たことがある人!」と尋ねるスタッフに、「はい!はい!」と大きな声で手を挙げて答える子どもたち。さすが羅臼キッズ、半数の子どもたちが野生のヒグマを見たことがあると答えました。
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では、ヒグマって一体どんな動物?大きさ、食べ物等々をスライドで説明です。クマのクイズにも「イエス!」「ノー!」と元気に答えてくれました。実際にヒグマの毛皮や、頭骨を見て触ってもらったりと、みんな大興奮。
次は、その内容をふまえ、ヒグマと出会った時の対処の仕方を、着ぐるみを着たスタッフの参上により実践してもらいました。学校帰りにヒグマに出会った時の対処法です。学校帰りにヒグマに会った時という想定が地元らしい!親子グ
マに会った時の対処の仕方もみんなしっかり学
んでくれました。
IMG_9296.JPG
そして、最後にヒグマの紙芝居を見てもらいました。この紙芝居は人間と野生動物とのつき合い方について問いかける内容です。どの学年の子どもたちもみんな熱心に見入ってくれました。子どもたち、一人一人の胸には一体どの様に届いたのでしょうか。
自分たちの暮らしている場所を知って、そして自慢できるようになって欲しい。地元・知床出身の私はいつも授業に力が入ります。
私たち知床財団は地元の子供たちに、自分たちの住んでいる場所が一体どの様な場所で、どの様な野生動物がいるのか、また、その野生動物との正しいつき合い方を、今後も伝え続けていきたいと思っています。
(担当:片山)

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