実施日：2007年9月27日(木)～28日(金)
「100平方メートル運動の森・トラスト」（斜里町主催）は、知床の開拓跡地に森を復元すること目的としたトラスト運動です。この運動での森林再生（森づくり）の方針や計画は、地元の有識者や植物・動物の専門家で構成される専門委員によって議論され、方向付けられています。今年度は2回の会議が予定されており、9月下旬の2日間、第1回目の会議が開催されました。

「しれとこ100平方メートル運動」は今年で30年を迎え、また本格的な森づくりが始まってから今年で10年目を迎えています。初日の現地視察、2日目の会議本番では、この森づくり作業のこれまでの成果を振り返りながら、これからの未来に向けて活発な議論が行われました。今、知床が抱えるエゾシカの問題など大きな課題については、次回の会議で引き続き議論されます。
皆さまの寄付によって支えられているこの運動は、数百年先の未来の森を目指して時勢の潮流に流されることなくこれからも続いていきます。ご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。