2007年度第2回しれとこ100平方メートル運動地森林再生専門委員会議開催
実施日:2007年12月6日(木)~7日(金)
「100平方メートル運動の森・トラスト」(斜里町主催)は、知床の開拓跡地に森を復元すること目的としたトラスト運動です。この運動での森林再生(森づくり)の方針や計画は、地元の有識者や植物・動物の専門家で構成される専門委員によって議論され、方向付けられています。今年度は2回の会議が予定されており、12月上旬の2日間、第2回目の会議が開催されました。
初日、委員の皆さんは森の番人の案内で森づくり作業地を巡回し、今年実施した作業の成果と現状をつぶさに確認していきました。会議本番では、今年1回目(9月)の会議に引き続き今後5年間の森づくり作業の方針について議論が行われました。この知床の森づくりは5年ごとの回帰作業方式が取られており、来年度はその第3次回帰の初年にあたります。今後もシカとの戦いは続いてはいきますが、そのなかでもより良い森づくりの方向へと進んでいきたいと思います。(会議の内容や今後の作業方針などは、来年6月に発行される「しれとこの森通信」誌上にて、100平方メートル運動参加者の皆さんへお知らせいたします)
皆さまの寄付によって支えられているこの運動は、数百年先の未来の森を目指して時勢の潮流に流されることなくこれからも続いていきます。ご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。