日本植木協会青年部会 知床研修会
実施日:2008年9月26日
昨年に引き続き今年も知床を訪れた日本植木協会青年部会の皆さんに本職の技術を知床の森づくりのために発揮していただきました。日本植木協会は、造園業に携わる方々で構成されている全国組織、今回は全国から集まった青年部会42名のみなさんによって、「100平方メートル運動の森・トラスト」における森づくりの現場視察と実際の森づくり作業が行われました。
まずは苗畑において防鹿柵の老朽化してきた支柱40数本の交換作業、次に苗畑で育成していたトドマツ苗(50~200cm)43本を掘り取りと移植をしていただきました。スタッフの仕事は、スコップを渡すだけ、後はどんどんしっかりした根が掘り取られていきました。
途中雨に降られましたが、さすがプロの動きには無駄がなく、あっという間に予定の作業が終了しました。
最後は昨年の研修で設置した防風柵を見学し、昨年は雨で見ることができなかった知床連山も見ていただくことができました。
なお、今回研修で来ていただいた皆さんから「100平方メートル運動の森・トラスト」へのご寄付もいただきました。改めてこの場をお借りして御礼申し上げます。今後もさまざまな形で知床の森づくりにご協力いただければと思います。ありがとうございました。