森づくり作業の紹介
カラマツの役割
現在では北海道のいたるところで植えられているカラマツですが、もともと北海道になかった種類の樹木です。
原生の森の復元を目指すこの森づくり作業では、もともとなかったこのカラマツを将来的には減少させていく方針です。ただし、現状では他の多くの広葉樹がシカの食圧によって衰退してきているため、シカの影響を受けにくいカラマツは防風林としての機能など森づくりの現場において重要な役割を担っています。そのため当面は、必要な部分以外は大きく手をつけずに、森づくりのひとつの機能として活用していくことにしています。