森の様子
2009年4月24日(金)
この冬は強い風が何度も吹き、例年以上に多くの木が倒れました。一本の木が倒れるとドミノ倒しのように周りの木々を押し倒してしまうこともあります。
木が倒れた場所は、森に穴が開いたようになり、また風が当たりやすい場所となってしまいます。そしてまた木が倒れ、また風が当たり、その繰り返しはどんどん周りへと広がっていき
ます。
さらに今知床では、シカの樹皮剥ぎによっても多くの木が枯れ、森に穴が開いてきています。
森づくり作業では、木の苗を育て植えるということだけではなく、もともと自然にある木々や森を風やシカの影響から守るための取り組みも行っています。
(担当:松林)