防鹿柵の修繕
2009年5月29日(金)
今回は、ボランティア1名の方とともに防鹿柵の修繕作業を行いました。
知床では今、シカの食圧が強くて、広葉樹の稚樹などがほとんど見られません。そういう状態なので、苗畑で育てた広葉樹の苗木は、防鹿柵の中へ植樹しています。
本格的な森づくり作業が始まって11年が経ちました。当初建てた防鹿柵では、支柱が腐って折れたり、フェンスと支柱をとめている釘が外れたりするなど老朽化が進んでいます。防鹿柵が今後も倒れないように、現在、支柱の交換などを行い維持管理に努めています。
(担当:馬谷)