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水のがっこう夏まつり ブース出展

quiz.jpg実施日:2009年8月8日(土)
閉校した斜里町郊外の旧斜里町立来運小学校を会場に行われている「来運 水のがっこう夏まつり」。今年も27のワークショップや露天が出店し、30℃近くの猛暑の中、多くの親子連れで賑わいました。知床財団も毎年ブースを出展、子供たちに自分たちのふるさとの自然をもっと知ってもらいたいとの想いから、今年も恒例の「しれとこの森クイズラリー」と「ヒグマのアルのおはなし」の紙芝居を行いました。どちらも80人以上の子供たちの参加があり、大盛況となりました。


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会場内に隠された知床の生き物についてのクイズは、「オオワシの羽はどれ?」「これは誰のフン?」など、本物の標本などを見ながら回答する形式。会場内を駆け回りクイズを探しながら、知っているようで意外と知らない「動物の秘密」を解き明かしていきます。地元知床の子供たちであっても、なかなか難しかったようです。全問正解者にはヒグマの実物大足形スタンプを押し、「しれとこ博士」に認定。今年もたくさんのしれとこ博士が誕生しました。
4回実施した紙芝居では、人間と野生動物の正しい付き合い方について問いかけました。人間が捨てたゴミを食べたことからどんどん変わってしまい、最後にはキャンプ場のテントを荒らし、殺されてしまうヒグマのお話です。息をのむように真剣に聞いてくれた子供たちは、紙芝居終了後も「ゴミを道にすてちゃいけないんだ」「クマにエサをあげたらだめだよね」と一生懸命話してくれました。
子供たちにとっては、楽しい夏休みの思い出になったであろう、「水のがっこう」の一日。その思い出の中に、知床の自然について興味の種を蒔けたのであったらいいなと思っています。(担当:加藤)

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