カラマツ林試験地モニタリング調査
2009年9月11日(金)
ボランティア2名の方とともにカラマツ林試験地で種子散布のモニタリング調査を行いました。
今から11年前、カラマツの林を防鹿柵で囲うほかに、木の数を減らして陽光が入りやすくなる場所も柵の内外につくりました。それから毎年、それぞれの場所でどういう木が自然に生えてきたのか調べています。
右上の写真は、防鹿柵内でカラマツの密度を下げた場所で、たくさんの広葉樹で覆われてきています。他方、同じ柵内でも陽光が入りにくい場所は広葉樹の背丈が低かったり、柵外ではほとんど広葉樹がなかったり(右の写真)で、陽光の重要性やシカの食圧の強さが見えてきました。私たちは、これら作業結果を確かめながら、森づくりを進めています。
(担当:馬谷)