第13回しれとこ森の集い開催報告
実施日:2009年10月18日(日)
知床の開拓跡地を原生の森に戻す取り組み『100平方メートル運動の森・トラスト』のイベント、「しれとこ森の集い」が開催されました。
このイベントは、道内外の100平方メートル運動参加者と地元斜里町の皆さんが実際に森づくりの現場を見学したり木を植えたりする、今年で13回目の交流会です。
朝、開催直前になって雨が降り出しました。そのため午前の部のプログラムを多少変更し、「森の番人と歩く森づくり作業地見学コース」は、カッパを着て予定通り歩くコースと、バスで行く知床世界遺産センター見学コースの2つに分かれ、「子供向け森遊びコース」は100平方メートル運動ハウス内へ移動しました。
歩くコースでは、森の番人の案内で昨年改修された開拓家屋や各年代の植樹地等を見て回りました。出発時の雨はいつしか止み、しっとり濡れた紅葉の中での森歩きとなりました。
子どもコースでは、ネイチャーゲームをしたりドングリで笛や駒を作って遊びました。最後は運動ハウスの外に出て、雨上がりの空に向かってドングリの笛の音を響かせました。
午後の部は「第35回植樹祭」です。約100名の参加者の皆さんで、オヒョウやミズナラなどの広葉樹12種類、計161本を防鹿柵の中に植樹しました。
お集まりいただいた皆様、ありがとうございま
した!これからも知床の森づくりへのご協力を
お願い申し上げます。
(担当:馬谷)