トドマツの苗木の掘り取り作業
実施日:2009年10月15日(木)
専修大学北海道短期大学の実習生とともに、トドマツの苗木の掘り取り作業を行いました。
100平方メートル運動地の中には、今から40年ほど前の開拓時に植えられたカラマツの林がいくつかあり、その中にはたくさんのトドマツが自然に育ってきています。
多くの植物がシカに食べられてなかなか育つことができない今の知床では、シカに食べられずらい針葉樹のトドマツは次世代の森の構成種としても重要な存在となっています。
今回は、そのカラマツの林から約100本のトドマツの苗木を掘り取り、苗畑へと移植しました。
これらの苗木は、数年間、苗畑でしっかり根づくりをした後に、防鹿柵の内外など再び知床の大地へと植え込んでいく計画です。