「第27回ナショナル・トラスト全国大会」参加報告
実施日:2009年12月20日(日)
全国のナショナル・トラスト団体が一堂に会する「第27回ナショナル・トラスト全国大会」が東京で開催されました。
「ナショナル・トラスト」とは、後世に残すべく自然環境や歴史的建造物を守り伝えていく市民運動です。1977年に始まった「しれとこ100平方メートル運動」は、日本のナショナル・トラストの草分けと言われています。
今回知床からは、トラスト運動を進める斜里町から2名、そして
その現地業務を担っている知床財団から2名が参加しました。
大会では、北は霧多布湿原(北海道)から南は四万十川(高知)まで三つのトラスト団体からの活動報告が行われました。その報告からは、知床とも共通する成果や課題、一方ではまったく異なる問題など、全国各地で様々な活動が取り組まれそれぞれの目標に向かって活動していることを改めて知ることができました。
そして何よりトラスト運動は、多くの方々の支援により成り立っていることを再確認することができました。
知床の森づくりを支えていただいている多くの皆
さんの思いを胸に、これからも未来に向けた取り
組みを進めていきたいと思います。
(担当:松林)