しれとこゼミ「アラスカ・知床比較見聞録 第2回目」開催
実施日: 2009年 12月2日(水)
知床財団スタッフ2名が今年9月に職員研修で訪れたアラスカでの体験報告(全3回)の第2回目の報告です。
アラスカで最も有名で、もっとも多くの観光客が訪れるデナリ国立公園の利用の仕組みや野生動物ウォッチング、シャトルバス・サービス、大自然のどまんなかでのキャンプの仕方について、撮影してきた写真を映しながら解説しました。
デナリ国立公園はシャトルバスのシステムが確立されており渋滞などの混雑が無い他、広大な敷地面積の長い道のりも、いくつかのツアーが選択でき、観光客の目的に合わせて楽しむことができるように工夫されています。
キャンプは大自然を自分だけで満喫できるように、ビジターセンターでの登録制となっています。インターネットでの予約も可能で、世界中どこからでも申し込むことができて大変便利です。
また、そこで働くレンジャーは子どもたちの憧れであるという魅力も紹介されました。私たち知床財団スタッフもそう思ってもらえるように、さらに努力をしていかなければいけない、と改めて強く感じました。
ここ知床でも、国立公園の適正利用に向けて努力しているなかで、とても参考になる報告でした。
今回のしれとこゼミには、知床財団のスタッフの他、地元にお住まいの方など、前回と同様40名近い方々にご参加いただきました。最終回となる第3回目の「アラスカ・知床比較見聞録」も、第1回、第2回に参加されていない皆さまでも十分楽しめる内容でお待ちしております。
■しれとこゼミ「アラスカ・知床比較見聞録 第3回目」■
【日時・タイトル】
12月16日(水) 19:00~20:00
「自分の身は自分で守れ!?アラスカ郊外ヒグマ・ウラ事情」
【場所】 知床世界遺産センター レクチャールーム
【発表者】 葛西真輔 (知床財団 保護管理研究係主任)
加藤由香 (知床財団 総務管理情報係)
【その他】 入場無料 予約不要 定員50名
●羅臼でもやります!●
このアラスカ研修報告は「しれとこゼミ」と同じ発表者で羅臼でも開催します。
皆さま、ぜひご参加ください。
■「第6回知床らうす自然講座」(主催:環境省 運営:知床財団)■
【日時・タイトル】
2010年1月17日(日) 18:30~20:00
「知床×アラスカ ヒグマたちの今」
【場所】 羅臼ビジターセンター
【その他】 入場無料 予約不要 定員50名
(担当:小林)