ウトロ小中クマ授業
実施日:2010年5月13日
ウトロ小中学校にてクマ授業を実施しました。
この授業はクマとの事故防止を目的に知床財団が毎年実施しているものです。今回は低学年・高学年の小学生あわせて約50名にクマに出会ってしまった時の対処法を伝授しました。その対処法は、「あわてず、さわがず、ゆっくりさがって、学校や家の人に連絡する」です。毎年授業を受けているだけあり、高学年ともなると対処法はみんなばっちりです。さらに、今年は授業の後半で外来生物であるアライグマの話をしました。アライグマは最近になってウトロの近くでも生息が確認されており、その影響が心配されています。授業では在来エゾタヌキと外来アライグマの標本を見比べて、判別のポイントをスケッチしてもらいました。皆さんはタヌキとアライグマの違い、わかりますか? エゾタヌキとアライグマの違いは尻尾のしましまと額の黒い部分です。(担当:秋葉)