世界遺産5周年記念シンポジウム@横浜にブース出展してきました
実施日:2010年6月12~13日
横浜ランドマークホールにて知床の世界遺産登録5周年記念のシンポジウムが開催されました。知床財団では、同会場に「知床まるごともってきました」と題したブースを出展し、知床財団と「しれとこ100平方メートル運動」の活動をシンポジウムの来場者の皆さんと土日のランドマークを行きかうたくさんのお客さんに紹介してきました。
そのお題の通り、ヒグマよけの電気牧柵や野生動物調査道具、テントやスコップ、シカから木を守るネット、さらには実際にシカに皮を食べられた木などを持ち込んで、物を通じて現場の空気を感じていただきつつ、知床での取り組みをご覧いただきました。
このブースのしめとして、ブースに足を運んでいただいた皆さんに、知床へのメッセージを知床の現場で使われる通称「ピンクテープ」という目印テープに短冊のように書いて結んでいただきました。2日間で寄せられたメッセージは176本、このピンクテープの束は大事に知床へ持ち帰り、現在知床自然センターのロビーで展示しています。
横浜のブース展示にご来場いただいたたくさんの皆さん、ありがとうございました。今度はぜひ実際に知床を訪れて、生の現場を見ていっていただければと思います。
また、この横浜での二日間は、ボランティアの皆さん、知床自然教室の関係者や子どもたちなどたくさんの皆さんにブースの解説員役やクマの着ぐるみを着ての呼び込みなど、展示の準備から撤収までお手伝いいただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。ありががとうございました。(担当:松林)