「知床Loversの集い」 in 横浜
実施日:2010年6月12日
下記の遺産5周年シンポジウムに合わせて、同日の夜、「知床Loversの集い-100平方メートル運動の夢をつなぐ-」と題した集まりを開催しました。
この集いは、3月に朝日新書から出版された本『よみがえれ知床』の記念も兼ね、著者の辰濃和男さんを始め、100平方メートル運動の立ち上げに関わった往年の皆さん、運動の関東・関西支部の皆さん、知床自然教室OBOG、森づくりワークキャンプの参加者、報道関係者、地元からは斜里町長や役場職員、知床財団スタッフなどなど総勢63名が横浜に集結しました。
今回「知床」を合言葉に集った面々は、下は18歳から上は80代まで、その立場も世代も様々でしたが、この夜は全員が知床Lovers、肩書きや年齢にもとらわれることなく知床について語り合いました。
Lovers有志による司会進行のもと、参加者全員でマインドマップを作ったり、辰濃和男さんの即席サイン会、ギターにのせて「さよなら知床」や「知床旅情」の大合唱など、横浜での知床の夜は夜更けまで続いていきました。
1977年に始まった「しれとこ100平方メートル運動」は、その後の遺産登録にもつながる知床の自然保護活動の原点とも言われています。そして今もこの運動は全国各地のたくさんの方々に支えられ、知床を次世代へと引き継いでいくための取り組みを続けています。(担当:松林)