「いわおべつ先生の知床のお話」に旭山動物園の園長と飼育展示係が登場
実施日:2010年7月18日 10:40~11:10
毎年夏恒例のミニレクチャー「いわおべつ先生の知床のお話」が知床自然センターで始まりました。初日は旭山動物園から坂東園長と飼育展示係の佐賀さんを講師としてお招きし、当財団の保護管理研究係主任の葛西と3人で、知床で増えているエゾシカの問題や、かつて住んでいたオオカミについてお話をしました。ほぼ告知なしのレクチャーであったにも関わらず、およそ20名の方に参加していただきました。
レクチャーは葛西による知床シカ事情のお話から始まり、続いて坂東園長がかつてエゾシカの天敵として存在していたオオカミについて、動物園での話を交えながら熱弁をふるいました。佐賀さんもオオカミの頭骨を使って「どうやって肉をかみ切るのか?」を実演。参加者はなかなか聞けないオオカミの話に興味津々といった様子でした。
知床のシカ事情、旭山動物園ならではのオオカミの話に大いに盛り上がった30分間でした。
(担当:田中)