2010年度しれとこ100平方メートル運動地森林再生専門委員会議
実施日:2010年11月15日(月)~16日(火)
知床の開拓跡地を原生の森に戻す取り組み、『100平方メートル運動の森・トラスト』。この運動での森林再生(森づくり)の方針や計画は、動植物の専門家5名と地元の有識者2名からなる森林再生専門委員会議で議論され、決まっていきます。知床連山が白くなった11月中旬に、今年度の会議が開催されました。
初日は、オブザーバー(環境省や林野庁など)や委員の方々とともに今月上旬に新たに取得した運度地や、大きくなったアカエゾマツの植林地、今年建て替えた防鹿柵、運動地に近接している赤イ川のダム改修現場などを見て回りました。
翌日は、朝から夕方まで会議を行い、来年度の作業計画やシカ対策などについて話し合いました。新たに取得した運動地については、人がたくさん訪れる知床自然センターの隣にあるため、たくさんの人に森づくり作業の様子をみてもらう場所として効果的に活用していく方針と
なりました。
(担当:馬谷)