展示会『知床の海の生き物獲ったどぉー!』
実施日:11月19日(金)~21日(日)(羅臼町公民館)
11月26日(金)~28日(日)(知床自然センター)
斜里・羅臼両町において知床の海の生き物の標本を展示し、当財団スタッフの野別博士が解説する展示会を行いました。
これらの標本は知床半島の浅海域で行われた調査で採取されたものです。この調査は2006年より北海道大学や東京農業大学、環境省などの協力のもと行われました。採取された標本は各研究機関で保管されていましたが、ぜひ地元の皆さまに見ていただきと思い、今回は採取された標本のうち約200種が“里帰り”を果たしました。
標本は魚類、海藻、貝など様々。中には新種の標本もあり、普段目にできない標本たちに来館された方々も興味津々といったご様子。解説を行った野別も真摯に質問に答え、熱弁をふるいました。
両町での展示会合わせて約200人の皆さまにご来館いただき、地元のみならず網走など遠くにお住まいの方までお越しいただきました。展示した標本は各研究機関に帰っていきましたが、私たちの活動を地域に皆さまに還元できるような催しを今後も行っていきたいと思います。
(担当:田中)