ボランティア活動報告 2011年2月26日(土)、27日(日)
森づくり作業地の防風柵の効果(雪の深さ)を調べました!
今回のボランティア活動には、神奈川県、北見市、美幌町からそれぞれ1名、計3名の方にご参加いただきました。
26日は、知床五湖近くの防風柵の積雪深調査、27日は各地の防風柵の積雪深調査と防鹿柵の点検をお手伝いいただきました。ありがとうございました!
詳しい作業の様子はこちら⇒ 『森づくり日誌』
■ボランティアさんからひとこと:
・初めての積雪深の調査で、場所によって深さが違う。防風柵の効果を見るって大切だと思った。積雪のため、木のてっぺんが近くに見えるのはおもしろかった。(M・Aさん 30代 女性 神奈川県)
・防風柵は冬にはある程度の雪を貯めて、風や寒さや鹿くんから苗木を守っているそうだ。巻尺などで計測点を決めたり記録をとったりの1日仕事。終わって流氷を浮かべたオホーツク海を崖の上から見た。すてきだったナー。(N・Tさん 60代 男性 北見市)
・26日は絶景地区(知床五湖の近く)の防風柵積雪深の計測調査だと連絡を受けて、確か去年の同じ時期にも作業したと思ったが、どうやって作業したのか忘れてしまっていた。2日前は気温がプラスで暖かかったが、昨日は一転して10cmの積雪、今日は朝からマイナス15℃で予報は真冬日だ。ツルツル路面の道路を走って自然センターへ行き、他のボランティア二人とともに絶景地区に向かう。ここにある柵が風をさえぎることで、柵の前後の苗木の上に雪が堆積して、苗木を鹿や寒さや強い風から守るそうだ。巻尺やゾンデ(計測棒)で計測を始めたが、昨年の作業を忘れているのでスムーズに出来ず、最初は時間がかかってしまったが、午後は慣れてきて残りの調査区をスムーズに終了した。午後の作業にかかるとき、オスの鹿が後ろ足で立ちあがって木の枝を食べているのを目撃した。番人、馬谷さんの話ではめったに見られないそうで、必死に食べているのを感じた。絶景地区からオホーツク海と夕日を眺めて帰る。(H・Zさん 60代 男性 美幌町)
(担当:馬谷)