防風柵の効果を調べる
2011年2月26日(土) 曇り
ボランティア3名の方とともに、知床五湖近くにある防風柵の積雪深調査を行いました。
この場所には、長さ25mの防風柵が8基あり、その前後にアカエゾマツの苗木を植えています。今年の積雪深は、柵がないところで80cm位なのに対して、柵の前後は180cm位。柵の効果がでていました。
しかし、柵と柵との間隔が広い区画の中間あたりは、積雪深が80cm位と柵の効果がありません。そんなところが2か所。そのため、今年の「知床森づくりの日(夏)(秋)」のなかで、その場所へ新たに防風柵を建てる予定です。皆さんのご参加ご協力お願いいたします!
ところで、右の写真は、シカが立ち上がって木の枝をかじっているところです。雪の深さとシカのいつもの頭までの高さを合わせても届かない位置にある木の枝が食べられているのは、このためなのですね。
(担当:馬谷)