岩尾別川の森に防鹿柵をつくる 3
2011年10月10日 くもり/雨
今回は、防鹿柵の資材の運搬をほぼ終わらせ、実際の設置作業に取り掛かりました。
この柵は”自立式”の工法で設置していきます。通常柵を立てる際は、地面に穴を掘って柱を立てていきますが、今回設置する場所は川沿いで大きな石がたくさん埋まっていて穴を掘るのが困難なため、この柵は柱ごとに支柱を三角形に組み、横板を張って倒れないように”自立”させていく方法で立てていきます。
この日は昼過ぎから雨が降ってきたため、途中までとなりましたが、1スパン分(横板1枚の幅、約3.6m)の設置を終えることができました。最終的には、約70スパン、総延長250mの防鹿柵を設置する計画です。
今後も作業を継続し、ダイキン工業の社員の皆さんやボランティアの皆さんにご協力をいただきながら、雪が本格的に降り出す前にこの防鹿柵を完成させる予定です。