岩尾別川アメリカミンク痕跡調査 2
2012年2月29日(水) 晴れ
2月17日に引き続き、知床博物館の学芸員とともに特定外来生物であるアメリカミンクの痕跡(足跡や糞など)を探す調査を岩尾別川沿いにて行いました。
今回もミンクの痕跡は見つかりませんでしたが、そこかしこにあるシカやキツネの足跡の他に、ネズミやモモンガの痕跡を確認することができました。
また、途中、昨年の秋に設置した岩尾別川沿いの防鹿柵に立ち寄り、見回りとともに雪の深さの計測を行いました。その結果、柵のまわりの各地点の平均の積雪は約1.2mとなりました。柵の高さは2.5mあるので、ちょうど半分まで雪が積もっていることになります。
まだまだこれからも雪の降り積もる季節、そして3月も後半になると今度はどんどん雪が固くなってくる季節です。本格的な雪解けが始まる4月後半になるまで、今後も日々の見回りは欠かすことができません。