浜中町でヒグマ講師をしました
5月27日、道東の浜中町にある霧多布湿原センターでNPO法人霧多布湿原ナショナルトラストが主催する一般の方を対象としたヒグマ講習会の講師をしました。ヒグマの生態やヒグ マにあった時の対処法など、基礎的な内容のお話しをさせていただきました。
さらに翌28日には浜中町姉別南小中学校へお邪魔し、小学校1~6年生の皆さんに、そして中学生と周辺の酪農家の皆さんにそれぞれクマ授業を行いました。
学校付近の森にヒグマが出没 し、そこで行われる総合学習授業やイベントがたびたび中止になるそうです。
姉別南小中学校に限らず酪農が盛んな浜中町では、今後ヒグマと 人との共存の道を官民一体となって具体的に考えていくことが必要不可欠になってくるのかもしれません。
ヒグマとどううまく付き合っていっ たらよいのか?それは私達のホームグラウンドである知床だけではなく全道的な問題であることを改めて感じた2日間でした。
なお、霧多布 湿原センターの皆様、および宿泊
先であるペンション・ポーチのオーナー様には
大変お世話になりました。この場をお借りして
お礼申し上げます。
(担当:岡本)
*写真提供:霧多布湿原ナショナルトラスト