国後島と択捉島で調査を行いました。
日露隣接地域生態系保全協力プログラムの国後島・択捉島外来生物種・絶滅危惧種専門家交流に参加しました。
8月17日から9月10日までの約3週間、北方四島専門家交流の日本側調査団の一員として、知床財団職員の野別が国後島と択捉島で調査へ参加しました。
四島側のクリリスキー自然保護区などのスタッフとともに、陸上植物や磯の魚類、海藻類の採集をしました。
知床から天気の良い日に遠くに見ていた国後島から見た知床は格別でした(写真)。
私は、魚類の担当でタモ網1つで魚を採集です。国後島では知床と同じ魚ばかりでしたが、択捉島では知床にはいない魚がいました。
陸でも国後の森や草地は知床を思い出す風景なのですが、択捉島では知床には無い木があったり、島の北部には森がなく草原ばかりといった感じでとても興味深く刺激的でした。
(担当:野別)