札幌でヒグマ授業とトランクキットの紹介を行いました
実施日:11月4日
先日、札幌市で合同教育研究全道集会が開催され、その中で私たちも知床財団の取り組みについて発表させていただきました。今回発表したのは知床財団が地元の学校でおこなっているヒグマ学習授業についてと、ヒグマ学習用のトランクキットについてです。
知床の斜里町と羅臼町には町内にヒグマの生息する山々があり、街の中にヒグマが出没する事もあります。当然、街の中には学校もあり、時には生徒がヒグマを目撃することもあります。私たちは生徒がヒグマと出遭ってもあわてずに行動できるように、ヒグマの生態や共存のための方法について学習授業を行っています。
また知床以外の地域でもヒグマについて理解を深めてもらおうと、ヒグマ学習用のトランクキットを開発し、各地へ貸し出しを行っています。
これらの取り組みについて、スライドとトランクキットの実物を見せながら紹介しました。参加者の皆さんは、ヒグマが身近に生息する知床の町に驚きを感じながら、トランクキットの中身を興味深そうに手にとっていました。
トランクキットの詳細についてはこちらをご覧ください。
(担当:能勢)