ウトロ小学校秋冬自然授業
実施日:2012年11月22日
斜里町立ウトロ小中学校にて、1年生~6年生の48名の児童を対象に毎年恒例の秋冬環境教育授業を実施しました。今年は、野外にて”冬芽”を付けている樹木の枝を観察しました。
まず、冬芽の見本を配布し、子供たちが冬芽をスケッチ。特徴をよく覚えたところで外へ出発。野外にて見本と同じ冬芽を探すゲームをしました。
外は寒くて、子供たちが凍えてしまうのでは・・・と思っていましたが、そんな心配は不要でした。まさに風の子、元気いっぱい。
樹木の枝を観察すると樹木の種類によって冬芽の形も様々。「この木が同じかな?色が違う!」「葉っぱはないけど生きてるのかな?」「この冬芽の顔はサルみたい!(右写真)」などなど、興味深々。
いくつかの冬芽を割ると中から若葉が・・・「黄緑色の葉っぱだ!」「しょうがみたいな匂いがする!」と歓声が。
冬の時期の樹木は多くの種は葉を落とし、まったく活動していないように見えますが、実は春のためにしっかり準備しているんだ!ということを子供たちと一緒に実感。
「春になった時、冬芽がどうなっているかちゃんと見る。」ということを子供たちと約束し、授業は終了しました。
子供たちがこれからも、樹木などの身近な自然に興味を持つきっかけになればと思いました。
(担当:佐藤)