もっと知ろう、ヒグマのこと-北見で講演を行いました-
実施日:10月27日
「オホーツク放射線技師会」の研修会にお呼びいただき、講演を行いました。もちろん対象は、オホーツク地域の医療機関で活躍される方々です。研修プログラムには専門的な研究発表のタイトルがズラリと並んでいます。
「胃がん検診における高濃度バリウムの副作用について」
「Q-flowを使用した冠動脈MRIの試み」
「もっと知ろう、ヒグマのこと!-知床にみる人と野生動物との関係とは-」
末尾に掲載された私の講演テーマだけが妙に浮いています。
ご依頼を頂いた際には、少々戸惑いましたが、知床の自然や動物について紹介してほしい、特に今年はヒグマにまつわる報道も多く、社会的な関心も高いことからヒグマをテーマに、というご希望でした。
講演では、今年のヒグマの出没状況や知床で起こっている人とヒグマの問題、私たちの行っている対策についてご紹介しました。また、実際にヒグマに遭遇した際の対処法についてもお話ししました。実際に自宅や職場の周辺でヒグマの目撃や痕跡情報がある地域でもあり、身近なこととして受け取って頂けたようです。登山やハイキングを趣味とする参加者も多く、講演後も多くのご質問を頂きました。
分野は異なれど、同じ地域で活躍する皆様に私たちのメッセージを伝える機会を頂き、感謝しています。
(担当:秋葉)