森づくり作業地各所巡視。スノーシューコースもオープンへ。
2013年1月29日(火) くもり/雪
依然として雪は降ったりやんだりを繰り返しています。この日は二手に分かれて、森づくりの作業やスノーシューコースの巡視を行いました。
資材小屋や防鹿柵自体には大きな破損はありませんでしたが、どこもかしこも深い雪に覆われていました。
右の写真は、昨年の夏に完成した知床自然センター近くの防鹿柵です。
柵の高さは約2.5mあるのですが、今はご覧の通り、この地点の積雪は1.7mに達しています。
この状況では、シカに入られてしまいそうですが、この時期はまだ雪が柔らかく、シカが柵に近づいても雪にずぼずぼ足が沈むので、柵の中に入ることはできません。ただ、春が近づくにつれ、どんどん雪がしまり固くなるため、これだけの積雪があるとシカに入られる可能性が高くなっていきます。まだまだ続く知床の冬、シカのせめぎ合いはこれからが本番です。
明日(1月30日)より、4日遅れでようやくこの冬の「スノーシュー・歩くスキーコース」がオープンします。ぜひ皆さん、お越しください。