岩尾別地区の巡視①
2013年3月5日(火) 晴れ
この日は、風も弱く久しぶりに知床連山も見渡せる穏やかな1日でした。
これまで降り積もった雪は、3月に入り、日々溶けてはきているものの、こんどは雪の表面がしまって固くなり、シカにとって歩きやすくなってくる時期にもなってきています。
ここから雪がほぼ溶け終わる4月中ごろまでが、冬の森づくりのほんとうの正念場となってきます。たくさんの木々を育てている防鹿柵の中にもっともシカに入られやすくなる季節だからです。
雪の多いこの冬は、これまでも柵のかさ上げ作業を行ってきましたが、注意の必要なこれからの季節に備え、さらに各地点のかさ上げを進めて行く予定です。
今回の巡視では、かさ上げの必要な区間の最後の確認を行いました。