ダイキン工業 第4回知床ボランティア
実施日:2013年5月17日(金)~20日(月)
この週末、ダイキン工業の社員の皆さん13名が知床を訪れ、岩尾別川沿いでのシカよけの柵の補修などの森づくりに参加されました。
この企画は、2011年より始まったダイキン工業様からの寄付による森づくりの一環で、有志の社員の皆さんがボランティアで実際に知床の森づくりに関わるというものです。2011年の秋、2012年の春・秋に続き、4回目の開催となりました。
今年は、5月に入ってからも大雪が降るなど連日曇り空が続いていましたが、ダイキン工業の皆さんが知床に春を運んで下さったかのように、到着された日には、知床に久しぶりの晴れ間が広がりました。
森づくりを行う作業地までは積雪の影響で車両が入ることができず、当初予定していた苗畑での床替え作業などを行うことができませんでした。
その代わりに、岩尾別川沿いの防鹿柵の補修作業や運動地内にある作業道の除雪をお手伝いいただきました。森づくりは天候に左右されるため、今年の春は例年に比べて雪が残り作業にも遅れが出ていましたが、皆さんのおかげで雪融けを促すことができ森づくり本番の季節に備えることができました。
夕方、 宿舎に戻った後もイベントは続きます。温泉で汗を流し、北海道の旬の食材を使った夕食づくり、知床財団のスタッフとボランティアの皆さんの懇親会などを行いました。ちなみにこの春の食材は、ウニにホタテにサクラマス、ギョウジャニンニクにアスパラガスなどなど、さらに今回は特別に朝水揚げされたばかりの新鮮なホッケを頂くこともできました。
今回の森づくりのほとんどは、防鹿柵の補修と除雪作業になり、また「森の番人」の話もじっくり聞くことができました。
寒い日、暑い日、シカやクマの出迎えありの4日間で、そんなシカと森の現状なども含めて、知床の自然と森づくりをより深く体験していただけたのではないかと思います。
今回ご参加いただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました。
また知床の森でお待ちしています。