運動地の巡視に行ってきました
実施日:2013年7月14日(日)
運動地には、開拓当時に建てられた開拓家屋が今も残っています。この開拓家屋は、開拓の歴史を今に伝える貴重な現存資料として、大切に管理保管しています。
長い冬の間、雪の重みにつぶされないように各窓には雪囲いがきっちりされています。
今年は、積雪量が多く作業も大幅に遅れていたため、この雪囲い外しの作業ものびのびになっていましたが、やっと屋内に光を入れることができました。
すると、開拓家屋内で珍客(ウサギコウモリ)を発見!ぎゅっと、抱き合った2頭。なかなか愛くるしい顔でした。こちらも驚きましたが、もっと彼らはびっくりしたことでしょう。
続いて、7月30日~8月5日に実施する「知床自然教室」の現場確認でポンホロへ。
すると、いくつかある池のひとつ、通称「カエル池」の水が枯れていました。この池は、沢から水を引いているため、普段は枯れることはないはず・・・。これは、緊急事態です。
頭上高く生い茂るササの中、ヒグマに遭わないように、できるだけダニに咬まれないように・・・断水地点を探しました。
ようやく、断水地点を突き止め、無事水がカエル池に注ぎ込むのを確認し、ひと安心しました。