インターン活動中!クマオリのさび取り&塗装作業
7月中旬から知床財団に勤務しているインターンの福原です。
今日はクマオリのさび取りと塗装作業を行いました。
クマオリは、調査のためにヒグマを生きたまま捕まえるための道具です。
野外に設置したオリは雨や海からの塩をあびて、わずか3~5年でサビサビ、ボロボロになります。ボロボロになったオリでクマを捕まえたら、作業中にさびて穴の開いた隙間からクマの手が出てきた~!なんて笑えない話もあります。安全に作業するため、道具を長持ちさせるため、こうした定期的なメンテナンスはとても重要です。
今回の作業では、金属ブラシと電動やすりを使ってさびを落とし、さび防止のための塗料を塗りました。
写真では、金属ブラシを使ってさび取りをしていますが、なかなか進まず苦戦…途中から電動ヤスリを使って効率的に作業を行いました。
電動ヤスリで作業をすると鉄粉が大量に飛びます!マスク・帽子・手袋を装着して完全装備で挑みましたが、服と顔半分が鉄粉で茶色くなってしまいました…。
塗装作業も無事に終わり完成です!!
自分が塗装したクマオリにヒグマが入るところを見たかったのですが、今年は使用する予定がないとのこと。とても残念ですが、来年活躍してくれることでしょう!
(インターン福原)