「第10回 知床森づくりの日・夏」 実施報告
期間:2013年8月23日(金)~27日(火)
知床の開拓跡地を原生の森に戻す取り組み『100平方メートル運動の森・トラスト』。この運動の一環として、全国から集まった皆さんと合宿形式で森づくり作業に打ち込む「第10回知床森づくりの日・夏」を開催しました。
今回は、遠くは大阪など道外から5名の方と道内3名、計8名の皆さんにご参加いただき、新規防鹿柵の設置や環境整備などのお手伝いをしていただきました。同時期、当財団は全国からインターンシップの学生を受け入れています。若い力も借りて、和気あいあい汗を流しました。
今回は、知床自然センター隣接作業地内の環境整備としてのわらび駆除、岩尾別川河畔の新規防鹿柵設置作業を行いました。4mの丸太はとても重く、足場の悪い河原での作業は大変でした。ひとつずつ、怪我をしないように慎重に進めていきました。おかげさまで、期間中に全工程の約1/3を終了することができました。どうもありがとうございました。
<参加者からの声>
・小さな苗木も丁寧に保護・育成し、遠い未来の森を育てるため、日頃から情熱を傾けている姿が想像できました。(I・Yさん、60代、男性)
・初めての夏なので、森の色の濃さを感じました。作業は終わってみれば楽しかったといえます。ワラビの大きさと数の多さに驚きました。(I・Yさん、60代、女性)
・丸太を三角形に組んでいく柵づくりは以前にも経験しているが、手順を忘れていてウロウロします。高所の作業や岩を動かしたりと、馴れないことが多くて腰が痛くなるのが早い。次回も来る予定ですので続きをがんばりたいと思う。(H・Yさん 60代 男性)
・新しい発想、新しい出会い、新しい体験があり、とてもいい経験でした。ライフワークの一つとして今後も頑張りたいと思います。ありがとうございました。(A・Hさん、60代、男性)
・「知床森づくりの日・夏」に初めて参加し、何回か参加している森づくりのワークキャンプとはまた違う雰囲気の中で作業ができました。インターンの学生たちと楽しい交流ができました。(W・Mさん、60代、男性)
・3泊4日という日程は、私にはベストでした。(K・Mさん、60代、女性)
・昨年の穴掘り、丸太運びなどに比べると、今回の作業は正直、楽でした。またこの4日間を通して教えてもらったことが多数ありました。(K・Yさん、60代、男性)
・とても楽しい4日間でした。ありがとうございました。また一緒に活動したいです。次回会える日を楽しみにしております。(S・Nさん、40代、男性)