ウトロ小学校6年生と電気柵の設置体験を行いました
11月14日、ウトロ小学校で6年生を対象に環境教育授業を行いました。事前に知床財団の活動内容について知りたいというリクエストがあったため、今回はヒグマと共存するため知床財団がウトロで行っている取り組みついて、特に電気柵に焦点を絞って話をしました。
授業ではまず、ウトロの町が電気柵で囲まれた経緯やその背景、知床財団が日常的に何をしているのかについて説明をしました。写真を見せながら、電気の流れていない普通の柵ではクマがよじ登ってしまうことがあると説明すると、生徒たちは驚きの声を上げていました。
次に、小学校の花壇で電気柵の設置体験を行いました。電気柵の設置方法を説明すると、子どもたちはすぐにそれを理解し、電気柵を短時間で完成させることができました。
今回の授業を通じて子どもたちには、ヒグマと共存するための知床財団の取り組みについて知ってもらえたと思います。
*電気柵と聞くと設置が難しいと感じるかもしれませんが、実はそれほど難しいことではありません。今回のように、手順さえ理解すれば子どもたちでも電気柵の設置は可能です。
(担当 土屋)