「第12回知床森づくりの日・春」実施報告
2014年5月23日(金)~27日(月)
知床の季節が動き出しました。
山々が緑色に変わっていきます。日照時間はぐんぐん
延びます。遠くに聞こえるツツドリの交信は、じきに
エゾハルゼミの大合唱に埋もれてしまうでしょう。加
速度的に暖かくなる陽気にうきうきしながら春から初
夏へ、恒例の森づくりの日・春開催です。
今回は、森づくりボランティアのベテラン4名の皆さんに参加していただきました。少数精鋭です。
長年にわたり森の番人の手ほどきを受けているのでスコップの扱いにもたけています。カツラ苗140本をあっという間に植樹完了。将来植える大苗のための支柱立て作業もやっていただきました。途中、クマも出ましたが慌てず騒がず、スタッフの誘導に速やかに応え、森の中の作業も無事終了。
作業の後はみんなで温泉につかり、賑やかな食事では地元の食材に舌鼓。期間中、雨で予定変更もありましたが、共に過ごした4日間とても楽しかったです。そして、今回も森づくりに参加していただきほんとうにありがとうございました。
■ボランティアさんからひとこと:
・クマの親子が近くをうろつく中での作業には適度の緊張
感と共に自然の息づかいを全身で感じられる。素敵な体
験ですよ。(M・Kさん 50代 男性)
・久しぶりの知床。目のさめるような若葉のもと、楽しい
穴掘りをやりました。気持ちいい汗をかいて少しだけ役に
たてた気になってます。(H・Oさん 60代 男性)
(担当:草野)