知床の子どもたちと一緒に活動してきました。
知床では地元の子どもたちがふるさとの自然や文化について学ぶ、羅臼町の「知床Kids」と
斜里町の「ウトロ愛護少年団」という活動があります。
今年は、その二つの団体が交流して一緒に活動しよう!ということで、6/22と7/13の2回、交流事業が行なわれました。
まず第1回の6月22日は、毎年羅臼町の知床Kidsが実施している「知床岬クリーン大作戦」。
これは、知床岬まで出かけてみんなでゴミ拾いを実施するプログラムです。
今年は愛護少年団のメンバーをあわせて総勢58名!ウトロの子どもたちは、羅臼の船に乗る機会がめったにないからか、岬への行き帰り中、ずっと船上で海を眺めていました。
活動中はあいにくの雨模様となってしまいましたが、それでもKidsと愛護のみんなはカッパを着ながらがんばってゴミ拾いをしてくれました。お疲れさまでした。
第2回の7月13日は、毎年ウトロの愛護少年団が実施している「チャシコツ岬で磯観察」。
ウトロの海岸線にあるチャシコツ崎に行って、磯にいる生き物を観察するプログラムです。
チャシコツ崎は、潮が引いている時はとてもひろい岩礁がひろがる場所で、磯の生き物観察の場所には持ってこいの場所です。
この日参加した子供たちは、1回目に劣らず総勢57名!7班に分かれて磯の生き物を捕まえ、どんな種類の生き物を捕まえることが出来たか、班ごとに発表しました。
羅臼では、このような降りて歩けるひろい岩礁がなかなかないため、Kidsの子どもたちは大はしゃぎでした。磯の間にできるタイドプール(潮だまり)を興味津々でのぞくあまり、体の大部分が水に浸かってしまった子も…。とにかく楽しかったようです。
今年の交流事業はこの2回で終了ですが、来年もまた町をこえて、知床の子どもたちと一緒に色んな活動をしていきたいと思っています。
(担当:山本)