知床Kids 体験キャンプ実施しました
8月9日から8月10日、羅臼町で毎年行なわれている知床Kidsの体験キャンプにスタッフとして参加しました。
知床KIDSは羅臼町公民館、環境省、知床財団の共催で、羅臼町内の小学校4~6年生を対象に行っている事業です。 今回実施した体験キャンプは羅臼町で暮らす子供たちに、地域の自然に触れながら学習してもらい、キャンプ 技術を体験するというもの。
子供たちはテント設営、料理、後片付けを大人の力を借りずに行ないます。途中、口ゲンカになったり夜は眠れずに騒い でしまいスタッフに怒られたりなど、子供たちの中でも色々ありましたが、みんなで乗り切りました。
そして、なんといっても1日目夜のコウモリ観察と2日目のセイヨウオオマルハナバチ捕獲作戦は子供たちの興味を 引き付けました。 コウモリ観察では、コウモリの羽を広げ両手で持ち上げている子供たちの表情は眩しい限りです。かわいいとか恐いなど 声も様々でしたが、地元にコウモリがいることを知り驚きと感激を味わったようです。
セイヨウオオマルハナバチ捕獲作戦でもしっかり説明を聞き、羅臼にいる在来種と外来種のセイヨウオオマルハナバチの 区別をしようとする姿勢が見られました。 セイヨウオオマルハナバチは目撃も捕獲もありませんでしたが、在来のエゾオオマルハナバチ、エゾナガマルハナバチ、 エゾトラマルハナバチなどを捕獲することができました。観察した後は、放逐してしてみんなで羅臼の街は安心だねと 安堵しました。 1泊2日のキャンプのみんな本当によく頑張りました。ゆっくり休んで下さいね。
(担当:茂木)