2日目(7月31日):野外生活の始まり ~第35回知床自然教室~
今日から野外生活(キャンプ)の始まりです。
ウトロの街から約5キロ、歩いてキャンプ地「ポンホロ」を目指します。今日は晴れ。いつも以上に良いペースでどんどん歩き、時間通りに到着することができました。
通称ポンホロ、ここが自然教室の舞台です。電気もガスも水道もなにもない知床の森の中、これから5日間、生きていくための準備を進めていきます。
テントを立て、かまどを作り、トイレの穴を掘り、水をくみ、やらなければならないことは盛りだくさん。仲間と力を合わせ、終わった頃には、もう夕食の支度です。
夜7時。すっかり日も落ち、辺りは暗闇。ちょうどこの頃、海の方からだんだんと怪しげな雲が流れ始めてきていました。それでも、片付けを済ませて、後は寝るだけ。寝袋にくるまって、野外生活最初の夜が過ぎていきます。