3日目(8月1日):大雨→森ンピック ~第35回知床自然教室~
夜中、激しい雨。夜明けの早い夏の北海道でもまだ暗い時間。とりあえずテントの中で耐えるしかありません。これも自然の中で暮らす定めです。幸い、6時過ぎには雨雲も去り、青空が見える朝になりました。
今日は、今年で8回目を数える「森ンピック」の日。班毎に、キャンプ地ポンホロの中をぐるぐる歩き、知床の自然について学んでいきます。
知床自然教室のスタッフには、知床博物館の学芸員を始め、知床のスペシャリストが揃っています。「森ンピック」では、チェックポイントで待ち受ける専門家が、動物や鳥、植物から地質に至るまで、知床にまつわる専門分野の解説を繰り出します。
そして、解説の最後には、難問奇問のクイズが出され、良くできた班には、リーダー手づくりのオリジナルの木笛が渡されました。
夜中の大雨から専門家の話まで、知床の自然をまさに体験し、学んだ一日になりました。