北海道科学大学で講演しました
10月21日、北海道科学大学(札幌市)にて「北海道の中の世界自然遺産・知床~遺産としての価値と保全のための取組」というテーマでお話ししてきました。今回の講演会は学内の環境マネジメント委員会主催の講演会で、これまでは省エネルギーや資源リサイクルなどを活動の中心においていたそうですが、今回は人と自然の共生、北海道の自然環境の変化など、これまでとは少し違った視点で環境を捉えてみたいということで、講演のお話をいただきました。知床の自然は決して特別ではなく、かつての北海道の自然が今もしっかりと残った場所であること、海と陸をつなぐ存在としてサケ科魚類が知床でも重要だが、これも知床に限ったことではなく、道内各地でこのつながりが切れたことで失われた生態系があることなどをお話ししました。
北海道科学大学は今年4月北海道工業大学から大学名を変更、建築、土木など工学系が強い大学だけあって、キャンパスもとてもきれいで、デザインの斬新なカッコイイ建物が立ち並んでいました。先生方、学生さん、たくさんの皆さまに熱心に聴いていただき、ありがとうございました(担当:増田)。