アメリカオニアザミを刈り取ってます。
国立公園内の道脇で鎌を片手にアメリカオニアザミを刈っています。
ヨーロッパ原産のアメリカオニアザミは全体に凶悪な棘を有しており、きれいな紫色の花を咲かせる1~2年草の植物です。繁殖力が強く、大きく成長するためにもともと生息していた在来植物の分布場所を占領する可能性があります。
知床国立公園にもアメリカオニアザミが入り込んできています。そのため刈り取って駆除をしているのです。これから1か月程度で花が咲き、種を作りタンポポの綿毛のように種子を飛ばします。それまでに1本でも多く刈り取ることが重要です。毎年同じ場所を集中的に刈り取っているのですが、なかなか防除しきれません。一度入り込むとなかなか完全防除とはいかないようです。
今日も国立公園内からアメリカオニアザミがなくなることを目指して針に刺さりながらも鎌を振っています。
土屋