羅臼の「こまぐさ学級」でクマ学習を実施しました。
8月25日(火)、羅臼町にお住いの60代以上を対象にした“こまぐさ学級”のひとコマをお借りし、クマ学習を実施させていただきました。
当日は14名の方が参加され、公民館の和室で和やかな雰囲気のなか、1時間程度の学習を行いました。参加した皆さんはとても熱心で、途中メモをとったり、質問を投げかけてくれたりしました。
羅臼町は、ヒグマが暮らす場所と非常に近い距離で人々の生活が営まれているところです。町民の皆さんは、それなりにヒグマに対して興味があり、それでも実際ヒグマがどんな生き物なのか、どうしたら接触を避けられるのか、意外に知る機会が少ないのが現状です。
今、羅臼町では小学校、中学校、高校でのクマ学習を毎年実施していますが、こまぐさ学級のような世代への学習の場はなかなか実施できていませんでした。このような機会は、私たち知床財団としても、とてもありがたいことです。これからもぜひ続けていきたいと思っています。
(担当:山本)