マルハナバチ授業を行いました。
今日は、地元の知床ウトロ学校に出かけ、5、6、9(旧:中学3)年生と一緒に
「マルハナバチ」について学習してきました。
授業の目的は、マルハナバチという生き物を知ること、
そして、外来種である「セイヨウオオマルハナバチ」を識別し、ゆくゆくは自分たちで捕獲、駆除できるようになることです。
ひとコマ目は教室の中で、マルハナバチがどんなハチなのか、1年間、どんな風に過ごしているのか、
などその基本的な生態などについて学びました。
また、知床で見られるマルハナバチは何種類いるのか、
マルハナバチ識別シートをみながら覚えてもらいました。
ふたコマ目では、みんなでグランドに出て、早速セイヨウオオマルハナバチ捕獲実習を行いました。
グランドのところどころには、やはりこれも外来種のシロツメクサなどが咲き乱れていましたが、
マルハナバチ自体がなかなか見つかりません。
授業の後半、あきらめかけて
“この際、飛んでいるほかの虫も全て観察対象にしてみんなで勉強かな・・・”などと思っていたその時。
ひとりの生徒が大声で私たちを呼んでいます。慌てて走り寄ったら、いました!いました!
セイヨウオオマルハナバチの、しかも女王蜂!
最後の最後で、1頭のセイヨウオオマルハナバチを捕獲し、本日のマルハナバチ授業は無事に終了しました。
生徒の皆さん、これからもマルハナバチ観察、そしてセイヨウオオマルハナバチの捕獲のご協力、
どうぞよろしくお願いいたします。
(担当:新庄、山本)