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知床ウトロ学校1,2年生と身近な昆虫の冬の生態について学びました

 11月17日、知床ウトロ学校1,2年生を対象に環境教育授業を行いました。昨年は1,2年生を対象に植物について勉強したので、内容がかぶらないように今年は昆虫について勉強しました。

 夏にはたくさん見ることのできる虫たちは、寒いこの時期にいなくなってしまします。それはなぜなのか、どこへ行ってしまうのか、みんなに考えてもらうと同時に実際に野外で虫を探してもらいました。今年は1年生と2年生合わせて20人もいたので虫がたくさん見つかるかなぁと思っていましたが、意外にも虫はあまり多く見つかりませんでした。

 私も探してみたのですが、少し探しただけでは虫がなかなか見当たりません。虫たちは冬に向けて、どこかにうまく潜り込んでいるのでしょう。それでも何かしらの虫を見つけてくる子ども達の探究心には感心しました。

 見つかった虫はワラジムシ、ハエ、クモ、カタツムリ、ガの幼虫、ヒシバッタなどでした。虫は、種類によって越冬する時の姿や場所が異なります。子ども達には、見つかった虫ごとに冬眠する環境や冬眠する姿の話をしました。子ども達の中には知っている子もいましたが、虫が嫌いという子にも興味を持って聞いてもらえたので、とてもよかったと思います。

(担当:新庄)

虫が隠れていそうな枯れ木を見つけた。この下からヒシバッタの一種が出てきた。

虫が隠れていそうな枯れ木を見つけた。この下からヒシバッタの一種が出てきた。

見つけた虫を虫かごに入れて観察しています。

見つけた虫を虫かごに入れて観察しています。

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