地元の学校でクマ授業を行いました
実施日:2017年5月20日(土)
毎年恒例であり、私たちにとっても大事な授業である「クマ授業」を地元の知床ウトロ学校で実施しました。
今回は公開授業とのことで、親御さんが見守る中、授業はスタートしました。
1時限目の1~4年生クラスでは、まずヒグマはどんな動物なのかを学び、ヒグマに出会った場合の対処法をヒグマの着ぐるみ(通称:アニエス)を用いて、実践さながらに学んでもらいました。
「ヒグマを見たら、騒がず、ゆっくりその場を離れて、学校の先生、もしくはお父さんお母さんに知らせましょう。」
2時限間の5~9年生クラスではヒグマ基礎知識はもちろんのこと、もうワンステップ進んで“私たちが身近にできるヒグマ対策”をみんなで意見を出し合って考えてもらいました。
「クマの手が届く場所に食べ物を置かない、エサをあげない」など、頼もしい意見がたくさん出ました。
知床ウトロ学校では、このクマ授業を毎年1回行っています。
つまり、9年生は今回9回目の授業となりました。
人とヒグマがうまくやっていくためにはどうすればいいのか…この授業を通して、児童・生徒の皆さんに考えてもらえたらいいなと願っています。
私たちもクマ授業を継続して行っていきたいと思います。
(担当:田中)