「第18回知床森づくりの日・春」実施報告
2017年5月12日(金)~16日(火)
知床の開拓跡地にかつてあった森を復元する取り組み『100平方メートル運動の森・トラスト』。この運動の一環として、全国から集まった皆さんと合宿形式で森づくり作業に打ち込む「第18回知床森づくりの日・春」を開催しました。
今回は、遠くは愛知や東京など北海道外から4名、そして道内から3名、計7名の皆さんにご参加いただき、苗木の移植や防鹿柵の補修などの森づくりのお手伝いをしていただきました。
当初は、雨の予報が並んでいましたが、ふたを開ければ連日絶好の森づくり日和。サクラの花と新緑に囲まれながら、いくつもの作業を進めることができました。
知床の森づくりはたくさんの皆さんに支えられています。ご参加いただいた皆さんには、森づくりだけではなく、作業地から見える知床の山々やシカやキツネなどの動物たち、そして宿舎での合宿生活も楽しんでいただけたのではないかと思います。
皆さん、ほんとうにありがとうございました。ぜひまた知床にいらっしゃってください。お待ちしています。
(担当:松林)
〈ボランティアさんからの一言〉
・冬の知床も体験したいと思います。仕事をリタイヤ出来たらなーと…。(O・Kさん 60代 女性 埼玉県)
・防鹿柵の柱交換や苗木意欲等、いろいろ作業があり楽しくできました。夕食のギョウザづくりも楽しくおいしかったので、次も機会があれば実施してください。(H・Z 60代 男性 美幌町)
・全体的に楽しかった。(I・Nさん 20代 男性 札幌市)
・回数を重ねて参加すると、森づくりの流れの意義が良くわかりました。前回植えた木が芽吹いている姿を見て感動しました。また、今回植えた木に会いにきます。(M・Aさん 40代 女性 愛知県)
・2010年から参加しています。ずっと楽しく関わらせていただきましたが、みんなの足を引っ張っているような気がしていました。でも、ここ数年でやっと少しは役に立てているかなと思えるようになりました。続けることが大事ですね。(K・Mさん 60代 男性 札幌市)
・春のボランティアは、本州が汗ばむ陽気の頃、新緑と同時の桜と一緒に行われます。自分たちの植えた木にも淡い色の新芽が吹き、生命を感じる作業に充足感を得ています。(M・Mさん 50代 女性 東京都)
・苗木の成長、苗畑や周囲の状況など変化がみられて良かった。(I・Sさん 50代 女性 神奈川県)